視点
先日、久しぶりに会った友人。
わたしは彼女の視点が楽しくて大好きで。
いつも会うと笑ってばかり。
で、ですね、
久しぶりの再会は山の上でした。
紅葉が終わりかけの札幌。
綺麗な風景を見せようとした彼女の気遣いからでした。
札幌の風景を見つめながら、
紅葉も綺麗で、
寒いのに、外で喋って居ました。ずっと。
赤と黄色のコントラストと、札幌の景色を見ながら、
景色なんて目に入らないぐらい、笑って話していた私たち。
の目の下を、ある男性が通過していきました。
山の上の公園には、降りるための螺旋状の舗装された遊歩道があります。
そこを、通過する男性。
彼は、電動の車椅子でした。
車椅子でひとりで山を下って行きます。
それを見て
友達がいいました。
あれ、楽しそうね。
思わず吹き出しそうになる私。
た、確かに面白そう 笑!!
私は、心のどこかで、車椅子は不幸だと決めつけていたのだと思います。
大変そうだなぁ〜と勝手に思ってしまいました。
車椅子で下り坂を下る人を見て
あれ面白そう
と言うか発想は中々出て来ません!!!
クスクスと笑いながら、私達はまたお互いの話に戻って行きました。
さりげない会話で、相手の器の広さを感じる時があります。
さりげない会話で、自分の視野の狭さを痛感する時があります。
それがたまらなく楽しい時間を友人と過ごすことができました。
自分と他人。
比べるものではなくて、ただ、楽しむ。
もしかしたら、それだけで全ての人間関係の問題は解消されるのかもしれません。
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