自分を大切に生きる
19歳の時、家族がいなくなった舞さんは、「自分の人生は自分がつくっている」ことに気が付きます。
自分を責め、周りを責め、負の感情の底にいた彼女。
人生はこれから作れる。
私の人生なのだから、恨み辛みを手放して受け入れよう。
徹底的に自分と向き合ったそうです。
ダメな自分でいい。頑張る自分でなくていい。ジャッジしないでいい。ありのまま自分・どんな自分も受け入れよう。
結果、彼女が手に入れたものは、楽しく生きること。そのためにはまず自分が楽しむこと。『自分を大切に、素直に生きよう。それが天国の家族が一番喜んでくれること。笑顔で最高の人生だったよと言える自分でいよう。』
そこで話は終わりました。
【自分を大切にする、と自分勝手は違う】
講話が終わり、帰りがけ、まだフラフラだろうに立って見送ってくれる舞さん。いや、だから座っていなさいって!年下ですが怒ってしまいそうになりました。
自分を大切にするなら、素直なら、
座っているでしょう。具合が悪い顔をするでしょう。いや、そもそも今日休むでしょう。
ですが彼女は終始笑顔で、それも作り笑いではなくて、心からの笑顔で見送ってくれます。
みんな、来てくれてありがとう。聞いてくれて嬉しかった。
講和の中であれほど「自分を大切に、素直に生きる」と言っていた彼女。
その彼女が、自分の体調を脇に置いて、目の前の方に一生懸命!
私は、間違っていました。
「自分を大切に」
どこか、自分勝手というか、ジャイアン的というか…。ネガティブで自分勝手のようなものだと思っていました。
でも、舞さんの話を聞いて、彼女の素振りを見ていると…。
自分が大切で輝いていられるのは周りのおかげ。だから人を大切にする。
自分が大切、だからこそ、感謝する。
言葉以上に、彼女の姿勢から学ばせてもらいました。
あぁ、だから舞さんの周りには人が集まってくるのね。
【出会った人を全て…】
この日の倫理法人会は初参加の人がとても多かったそうです。
舞さんに運命を感じていたのは、私だけではなかったようです。
人を大切にする彼女は、出会ったすべての人を運命の人に変えてしまう。
それは彼女のあり方そのものでした。
「自分の人生は自分が作っている」
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