映画『君の名は』鑑賞してきました
話題の映画 『君の名は』鑑賞してきました。
休日でありレディースDAYでもあったので、お買い得感満載でよかったです!
久しぶりの映画館での鑑賞。いつも休日がこの価格なら見に行くのにな、なぁ~んて
以下、ネタバレを含みます。
絵の綺麗さや声優陣の素晴らしさなど色々と素敵な映画でしたが、ここでは特に素晴らしかったストーリに関しての感想です。
率直な感想としては、
ごく当たり前にこういうことは起こっているのかもしれないな~と思いました。
体の入れ替わりというよりも、時間の歪みみたいなものが。
初めていった場所なのに懐かしく感じる場所
前にも会ったことがあるような気がする人
見たことがあるような気がする景色
あげればきりがないし、誰しもが一度は体感したことがあると思うのです。
勘違いだと思って、気のせいか?で流していたけれど、もしかしたら本当なのかも。
人の記憶は本当に曖昧で、3日前のお昼を思い出すのにも時間がかかるし、1週間前の起きてから寝るまでの行動を全て正確に書き出せる人はいないでしょう。そのいつの間にか落としてしまった記憶、それはどこへ…?
寝ている間、もしくはその抜け落ちた記憶の中で私は他のどこか遠くへ行っているのかも。
最後に主人公(男の子)は入れ替わっていた女の子のことをもう思い出すこともできなくなり、それでも心の奥底にある『何かを探している』という感覚を持ち続けて日常を過ごしていました。
そして、それはパラレルワールドにより、無事に生きていた彼女も同じでした。
ある日、本当に特別でもなんでもない日、
ごく普通の生活の中で二人はすれ違います。
心が揺さぶられる。
何かわからない。
でも気になる。
遠ざかっていく彼女
確信はなく、でも心が反応している、ただその感覚だけを信じ彼は勇気を振り絞って呼びかけます。「君の名は?」
そしてその感覚を感じていたのは彼だけでなく彼女もでした。
そこで映画は終わるのですが、
私は彼と同じ行動をとることができるのだろうか?
訳が分からず心が揺さぶられる瞬間があります。
その瞬間に声をかけられるだろうか?
間違いだったらどうしよう?
怒られたらどうしよう?
気のせいかな、迷惑かな、恥ずかしいな、待ち合わせがあるし、仕事が、信じてもらえるはずがない、変人に思われたら、、、
考えただけでもいいわけが沢山浮かびます。
その中で、『声をかける』という行動を起こせるだろうか?
それはどこまで自分の感覚を信じられるのか、という事なのかもしれません。
写真はあるとても静かな神社に初めて行く途中、ずっとついてきてくれたカラスです。
境内の中にあるベンチに私が座ると、少しして隣のベンチにカラスが止まりました。
全然逃げないで、こっちを見たり遠くを見たり、鳴くこともなく、じっとしていました。
途中、私が苦手な虫がカラスの近くに飛んできて、「うわっ」と思ったら、すかさず食べてくれたりもしました 笑。
決してカラスが好きなわけでもないし、むしろ苦手なんです。
それでも、このカラスは綺麗と心から思いました。写真を撮らないと、と反射的に思いとった写真です。
それから30分ほど、近くにいて、同じ時を過ごしました。
会いに来てくれたのかな?
何か言いたいことが あったのかな?
懐かしかったのかな?
時間を超えた絆・想いは人の形をしているとは限らないのかもしれませんね。
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